代表的な集客方法

ネットショップを開設したら、まずはお客さんを呼び込まなければいけません。各ショップ運営サービスにはそのための集客機能も様々に用意されていますが、大別するとその方法は4つに分けられます。ここでは代表的な集客方法について解説します。

検索エンジン経由

もっとも一般的な集客方法が、GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由でユーザーを呼び込む方法です。この方法のメリットは、1アクセスの価値が非常に高いことです。

検索エンジンでショップに訪れたユーザーは、訪問前になんらかのキーワードで検索を行っています。そして検索結果を見てショップサイトに訪れてくれたということは、そのキーワードの問題を解決したり、需要を満たしてくれる製品・サービスがあるかもしれないと期待しています。
こうした状態でのショップ訪問は購買成立に繋がりやすく、とても貴重な1アクセスになります。

一方でデメリットとしては、安定したアクセスが得にくいということがあります。検索エンジンからのアクセスは、検索結果の何番目に表示されるかという順位の影響も大きいです。しかし順位は毎日微妙に揺れ動きますし、ときに大きく変動することもあります。

ショップ運営サービスの多くはSEO(検索エンジン最適化)対策機能もアピールしていますが、現状では確実に上位に掲載されるための方策はありません。もちろんSEO対策をした方が良いのはたしかですが、確実に効果が出るわけではない、という点には注意してください。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果画面に表示される広告のことです。GoogleやYahoo!で検索した際に、検索結果の上部や右側に広告が表示されます。

この方法のメリットは、ある程度確実にアクセスを呼び込めることです。検索回数の多いキーワードの結果画面に広告を打てば、そのうち何%かのアクセスを安定して呼び込むことができます。
とくにショップ運営開始初期など、まだ検索エンジンその他からのアクセスが安定しない時期においては、とくに効果的な集客方法です。

ただし運用については注意点も多いです。リスティング広告は、広告がクリックされてサイトへの訪問が発生すると、同時に料金が発生する仕組みです(掲載しているだけで費用がかかるわけではありません)。しかし、誤って検索回数がとても多いキーワードに広告を出してしまうと、あっというまに数万~数十万の料金が発生してしまう恐れがあります。

リスティングは運用に多少の慣れが必要となるため、最初はあまり多くのキーワードに対して出稿しないようにしてください。自分のショップの売れ筋商品関連のものだけ広告を打つなどしながら、少しずつ出稿量を増やすのがおすすめです。

アフィリエイト

最近ではアフィリエイトによる集客を行う店舗も増えてきました。これはA8.netやValueCommerceといったASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれるサイトに登録を行うことで、そのASPと提携しているユーザー(ブログやホームページを持っている人々)に紹介を行ってもらう方法です。

ただしアフィリエイトはリスティング広告以上に運用に慣れが必要です。また集客した際のアクセスの質も、どんなブログやホームページを見て来てくれたかによってバラバラになるため、広告効果の予測がしにくいです。そのため他の集客方法でのアクセスに限界を感じた際に、はじめて利用を検討してもいいと思います。

ただ例外的に、美容・健康関連の商品はアフィリエイトではとても人気で、場合によっては非常に高い広告効果(たくさんのユーザーが宣伝してくれる)が得られるときがあります。競合他社より圧倒的に優れた美容・健康系の商品やサービスをお持ちであれば、最初からアフィリエイト広告を使うのも手かもしれません。

専用ツールによる他サイトへの出品

そのほかYahoo!ショッピングや価格.comといった各種買い物サイトへ商品を出品することで、そこからショップにお客さんを呼び込むこともできます。
なおこの方法は、楽天市場などにお店自体を「出店」するのではなく、あくまでも商品だけを「出品」する形になります。

この方法のメリットは、価格.comなどを訪れている「これから商品を買おうか考えている」質の高いユーザーを呼び込むことができる点です。また検索エンジンやリスティング広告と異なる層のユーザーを集められるというメリットもあります。

ただし注意点が二つあります。まず一つが、こうした出品機能を利用して商品が売れた場合は一般的に売上手数料がとられることです(手数料の料率は出品したサイトによって異なります)。

それからもう一つの注意点が、ショップ運営サービスが専用オプションを提供していない場合、出品管理などに非常に手間がかかってしまうことです。そのため他サイトへの商品出品を検討している場合には、MakeShopやショップサーブなど、出品機能が充実したサービスを利用することをおすすめします。