サービスの継続性について

どのサービスを選ぶか決める上で、価格や機能以外に考えてほしいのが「継続性」という観点です。この記事ではその大切さと、今後継続性が高いと思われるサービスについて説明します。

継続性とその重要性

継続性というのは当サイト独自に定義している言葉ですが、「今後も安定してそのサービスが継続提供されるかどうか」という意味です。言い換えれば、三年後や五年後、あるいはもっと先でもそのサービスがちゃんと稼動を続けているかどうか、という信頼性を示すものです。

なぜ継続性が大事かと言えば、サービスの乗り換えというのは、ネットショップにとって想像以上に大きな負担になるからです。

たとえばウェブサイトを公開するための場所であるサーバー(レンタルサーバー)は、もし乗り換えが必要になっても、そこまで大きな問題にはなりません。なぜならば、サイトを公開するという中心機能はどこでも似通っており、乗り換えてもこれまでどおりの運営を続けられる可能性が比較的高いからです。

しかしショップ運営サービスの場合、メルマガや商品管理、サイトデザインなどの機能が多岐にわたり、しかも会社ごとに使える・使えないの差が現状では大きいです。
そのため乗換えを行った途端に「FTPが使えなくなった」「フリーページが作れない」など多くのトラブルに遭遇する危険があります。また会員ポイントの引継ぎなど、こまかなデータの移行についてもかなりの苦労を伴います。

こうした理由から、(よほど大きな機能差が生まれないかぎりは)同じところを利用しつづける方が安心です。その意味で、サービスが閉鎖せずに安定して継続してくれるかどうかは重要なポイントになります。

継続性が高いと思われるサービス

とはいえ将来のことを完全に予測するのは不可能ですから、○○○は必ず継続する、といった断言をすることはできません。ただ、いくつかの判断材料をもとに、継続性が高いと思われるものを絞ることはできます。

まずもっとも安定継続しそうなのは、カラーミーショップとMakeShopの二つです。前者は
株式会社paperboy&co.(通称ペパボ)、後者はGMOメイクショップ株式会社が運営していますが、両社はどちらもGMOグループ系列の企業になります。

このGMOというのは、IT業界では名前を知らない人がいないほどの大手グループです。一般ユーザー向けではないサービスを多く運営しているため世間での認知度は高くないかもしれませんが、有名なインターネットサービスの多くがGMOグループの元で運営されています。

GMOはホームページを公開するためのレンタルサーバーや、ホームページの住所となる独自ドメインなどで日本最大手です。いわばインターネット業界のインフラ最大手といえます。

そのためGMO系列で運営されているカラーミーショップとMakeShopは、企業倒産に巻き込まれて閉鎖される危険は比較的少ないと思われます。

もちろん採算性が低いために切られるといった可能性もゼロではありませんが、現状はどちらもかなりの数のユーザーを確保しています。また両サービスともに独自性を持っていますので、今後も並行して運営されると予測されます。

そのほかショップサーブを運営する株式会社Eストアーは、1999年より一貫してネットショップ関連サービスを提供しており、実績は12年に上ります。業界では最古参の部類に入り、こちらも多くのユーザーを抱えており、前述した二社の次に継続可能性が高いと思います。